
気診治療について
”病気”の気とは?また、病は気からという言葉もありますが、気とはなんでしょうか?
気の実態こそ未だ不明ですが、気を治療に利用する事は可能です。
小田 一医師(兵庫県加古川市・小田整形外科)の提唱する『気診治療』を行っています。
刺絡や灸治療で改善しない症状の改善がみられることもあります。
また、刺絡や灸治療の効果を増強する作用があります。
気診治療の実際
身体は肉体だけで構成されているのではありません。 肉体の要素に加え、エネルギーの要素もあるのが身体であろうと考えられます。 気配を感じるということはまさに、このエネルギーの要素を感じている現象と考えられます。 このエネルギーの要素を検出、検査するためには従来用いられている方法では対応できません。 1970年から80年にかけて、その方法が開発研究されてきたのです。有名なのがO-リングテストです。 “気”を取り扱う方法ではその方法を開発研究してきた方の気のレベルまでしか診断・治療できないという制約、特徴があります。 その制約が極めて少ないのが、兵庫県加古川市在住の整形外科医小田 一先生が開発した胸鎖乳突筋検査法です。 それぞれの気の診断法は筋肉を利用することが多いのですが、気診治療を行うときには胸鎖乳突筋を利用した方法でなければ治療になりません。 身体に対して有益な刺激ならば、筋肉は緊張しないという身体の性質を利用して気の反応を調べます。 逆に身体にとって不都合な刺激ならば筋肉は緊張しますので、この現象を利用して普段あまり気にしない事柄でも 健康状態を悪くしている要素・要因を減らすことが可能になります。 具体的には金属製の物が身体には悪影響を及ぼします。指輪・腕時計・メタルフレームのメガネ・ヘアピンなどでも 筋肉を緊張させ、最終的には内臓に流れる循環血液量を減少させ、健康状態を悪化させることになります。 従って、このような金属製の品物を身体から離すだけでも健康状態は改善してくるのです。
気診治療によるリンパ球増加
リンパ球が少ない患者さんのリンパ球を増やす効果があります。 東京女子医科大学附属成人医学センターの職員の協力で調べた経験では、リンパ球の多い方にはリンパ球に関しては気診治療は影響がありませんでした。しかし、リンパ球が1,050個/μlだった職員では2週後には2,100個/μlまで増加しました。気診治療は1回/週で行いました。治療 89巻、1492-1499, 2007年に報告